心臓弁膜症の日記ブログ

2022年心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)と診断されてからの病気の経過や治療についてを綴ります。自分の記録として、また、だれかのお役に立てればと思い、記録を残すことにしました。

手術前検査と手術までのこと

手術前検査について:2023年8月

8月中旬に手術前検査を一日で一気に受けてきました。11時から始まり、終了したのがもう16時ぐらい…。前回の記事にも書いた通り、検査は以下の5種類。

<検査内容>採血、培養検査、CT、頚部エコー、MRI

培養検査は細菌などを持っていないかどうか、綿棒で鼻腔をぐりぐりするものでした。コロナウィルス検査は入院前に別途行うのでコロナウィルスの検査ではないと思います。

頚部エコーは、首のあたりのエコー検査で血管の状態を確認するために行うようです。

MRIは、みなさんご存じと思いますが、ドームの中でガーガーとものすごくうるさい音がする検査ですね。

今回の検査で一番負担があったのは、CTです。CT検査前に、まず点滴。血管が写るように造影剤を投入する目的で予め水分を点滴しておき、検査中にその点滴に造影剤を注入するようです。検査中に点滴に造影剤を入れた瞬間、体の中(血管なんでしょうね)が温かくなります。それは一瞬なので、血液はものすごいスピードで日々体中を駆け巡っているのだなぁと実感できました。生き物の体ってすごいですね。

さて、わたしはこの造影剤でアレルギー反応が出たため、検査後通常30分ぐらいの安静ですむところ1時間ぐらい横になっていることになりました。造影剤の検査は以前にも経験したことがあるのですが、そのときには何ともありませんでした。今回は、検査直後から目がピリピリしてきて、そのうちにくしゃみが出て、喉の奥も痒くなってきました。すぐにアレルギー症状を抑える錠剤を服用し、病院にいる間に間もなく収まりました。ちなみに、わたしはスギの花粉症があります。次回もし、別の病院で造影剤を使用した検査をする場合には、アレルギー反応が出たことを伝えるように看護師の方に言われました。覚えていられるかな。

www.ncc.go.jp

手術までのこと:2023年8月9月

検査の翌週、心臓血管外科の診察時に上記の検査結果が伝えられ、手術をするにあたって何ら問題がないことが告げられました。基本的には、わたしの体はとても丈夫なんですよね。そして、手術日が9月25日(月)に決まりました。23日(土)に入院予定で、その前に手術説明やいろいろな同意書をもらったり、入院についての説明を聞いたりしに行く日や、入院直前にコロナウィルスのPCR検査を受けにいく日などがあります。

この日の診察では、検査結果と手術日を決めただけで、手術説明などは次回のようです。とりあえず、術後3,4日は集中治療室にいるので外との連絡手段は絶たれることや、手術は外科医2名で行うことなどを教えてもらいました。外科医の先生にとっては毎週のように行っているルーティンのような手術ですね。ましてや、わたしなど年齢的にも身体的にもリスクが低い部類でしょうから、先生は全く心配していませんよね。手術日が決まって動揺しているのはわたしだけです、はい。

この後、一日がかりで母親や仕事関連など各方面への連絡をしました。メインの仕事は下半期まるごと休まなければならないため、いろいろな方に大きな影響が及ぶことがとても気が重いです。関係者のみなさま、申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。