心臓弁膜症の日記ブログ

2022年心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)と診断されてからの病気の経過や治療についてを綴ります。自分の記録として、また、だれかのお役に立てればと思い、記録を残すことにしました。

術後140日

術後140日診察:2024年2月中旬

今年初、久しぶりの心臓血管外科診察と心エコー検査に行ってきました。

心エコー検査は異状なし。診察も簡単に終わりました。とりあえず、脈拍の乱れがあったことと視覚異常について、お話してみました。

脈拍の乱れ(不整脈?)については、前回の記事で書いた通り、わたしの場合、運動もしていないのに急にドキドキし、それが15分ぐらい続いて治まるということが1月に数回ありました。血圧計で測ったら脈拍が140ぐらいあったので少し心配でしたから、先生に聞いてみました。結論から言うと、15分ぐらいで治まるのなら問題はないだろうとのことでした。1日中続いたりすると問題のようです。ドキドキしている時、つまり症状が出ている時に測定や検査をしないとはっきりしたことは分からないのでしょう。先生によると、手術の際に心房も切っているので、それが原因で不整脈が起こることがあるとのことでした。2月に入ってからは、今のところドキドキの症状は出ていません。

視覚異常については、症状は閃輝暗点以前の記事参照)なのですが(あくまでも自己診断です)これは眼科に行くように言われてしまいました。うーん。先日またネットで調べたら、片頭痛などを伴わない閃輝暗点は脳の血管収縮が関係しているので脳外科で診てもらうようにと書いてあるのを見つけたのですが、これも症状が出ていない時に検査などしても異常なしと言われるだけとのことでした。でも、やはり眼科ではないような気がする…。こちらはまだ続いているのですが、もう少し様子をみようと思います。

そして、歯の治療についても報告すると、怖い事例を教えてくれました。診察の2週間ぐらい前に、歯が原因で心臓の緊急手術になった患者さんがいたそうなのです。大動脈弁が歯のプラークによって溶けてしまった?らしい(わたしの理解が正しいかは分かりません)。こわ (@_@; なんとか一命をとりとめたとのこと。よかったです。お大事に!年齢は60過ぎぐらいの方だそうで、私とあまり変わらないじゃないですか!やはり歯はこわいんだなあと思いました。

今後は半年に1回ぐらい検査と診察とのことで、次回はなんと8月です。いや、そりゃもう大丈夫ですけどね。

そして、今回、一番ショックだったことは…。手術してくださった心臓血管外科医の先生が退職なさってしまうことを知らされたこと…。6月までだそうで、次回の診察時にはもういらっしゃらない…。定年ではなく、契約終了による転職ということですが、県内の病院になることはないだろうとのこと。突然のことで、どうしていいか、何と言っていいかも思い浮かばず、頭を下げてお礼を言うのが精一杯でした。お仕事とはいえ先生は命の恩人であることは間違いないので、もっときちんと感謝の言葉を伝えられたんじゃないかと今でも心が残ります…。

先生、本当にありがとうございました。(ToT) <(_ _)>

そして、十数年間?わたしたちの地域医療を支えてくださって、ありがとうございました。

歯科治療のその後

2月初めに口腔外科で抜歯をして、1週間後に抜糸をして口腔外科での治療は終了しました。抜歯後は、3日目ぐらいまで鎮痛剤を服用しましたが、それほどひどく痛むことはありませんでした。その後、かかりつけ歯科医院で仮歯を入れてもらい、どうやら歯抜け状態から脱却しました。しばらくは仮歯生活で、歯茎の状態などが落ち着いてから本歯?の差し歯を入れる予定です。抜歯から2週間ですが、まだ鼻の下あたり(抜歯した歯の根元の位置)を押すと痛むのが、ちょっといやだなあという感じです。

最近のココロもち

このところ、ココロが少し落ちていました。担当の先生がいなくなってしまうことや、歯(しかも前歯)を抜いたことなどがココロにも影響したのかもしれません。寒い季節ということもあるかな。

改めてここ十数年を振り返ると、体のいろいろなところを切って貼ってしている自分に、多すぎでしょ!とツッコミを入れたくなります。お腹(腸管子宮内膜症)で開腹手術、右目(黄斑前膜)の網膜硝子体手術、今回の心臓で開胸手術、そしてこれまでの抜歯で合計前歯3本失う…。少し前に知り合いの方に、「そんなにサイボーグ化をしていたとは!」とびっくりされたのですが (;^_^A、ホント40代半ばからあちこちいろいろありすぎではないでしょうか。もちろん、もっといろいろな、そして大変な思いをなさっている方もたくさんいらっしゃると思います。へなちょこですみません…。思えば、91歳の母も、これまでいろいろな癌を患い、相当切ったり貼ったりしてきていますが、いまだ一人暮らしをしながら、週3回のダンスに出かけて元気に生活しています(驚異的ですね (;^_^A)。

わたしも、こうして仕事に復帰して生活できることはありがたいことです。人間の体の神秘を感じます、自分の体ながら (;^_^A

改めて、今の自分を受け止めて、大切にしながら、ムリなく生きてゆきたいという気持ちになりました。

<★おまけ情報★>

イベント情報です。

「心臓病のもやもやを語る夜」3月15日 オンライン開催

主催:with Heartプロジェクト

ppecc.net