心臓弁膜症の日記ブログ

2022年心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)と診断されてからの病気の経過や治療についてを綴ります。自分の記録として、また、だれかのお役に立てればと思い、記録を残すことにしました。

療養中を楽しく過ごすためのAudible

今回は番外編というか、入院時や自宅での療養中にわたしが一番お世話になっているAudibleと、おもしろかった本について書いてみようと思います。

Audibleとは

わざわざわたしが解説しなくても、みなさんご存じだとは思いますが、本を朗読してくれるAmasonのオーディオブックですね。スマホにアプリをインストールして使います(オフラインでも聴可能)。有料ですが、定額でかなりの書籍(12万冊以上だそうです)が聴き放題となっています。そして、かなり頻繁にキャンペーンをしているようです。わたしが始めたときには、99円/月が2か月間のキャンペーンでした。

Amazonオーディオブック : Audible (オーディブル)|最初の30日間は無料|Audible.co.jp公式サイト

何がよかったかというと…

・入院時に時間を持て余すことがなかった(病院にはWiFiがなかったため、インターネットを利用しての時間つぶしができなかった)

・退院後の自宅療養時の散歩リハビリがAudibleを集中して聴く時間となり、行く気になる

・自宅にいてもAudibleを聴きたいので、片付けや料理などを積極的にするようになる(つまり、自宅で椅子に座って何もせずにAudibleだけを聴くというより、何かをしながら聴きたくなるのです。)

青空朗読

Audible聴き放題にも近代文学はいくつかあるようですが、青空文庫をプロのアナウンサーが朗読しているサイトもご紹介します。こちらは無料で、スマホ用アプリもあります。ダウンロードもできるのでオフラインでも聴くことができると思います。作品、著者はもちろん、時間やジャンルなどでも検索できるので便利です。

青空朗読 | 青空文庫に所蔵されている本を朗読しています

イヤホン

入院するにあたりイヤホンを新調しました。これまでは有線の普通のイヤホンでしたが、今回はワイヤレスで耳を塞がないタイプにしました。入院中は看護師さんなどがいつやって来るか分からないため、外の音も聴こえたほうがよいと思ったからです。これは、退院後に散歩をする際にも適していました。車の音なども聴こえるので安全です。

わたしが購入したのはワイヤレスで空気伝導のイヤーカフタイプです。4000円ぐらいでした。もっと安いものもあると思います。本当は骨伝導タイプがほしかったのですが、高いのであきらめました。まあでも、今のところ問題なく使えています。

おもしろかった本

わたしは読書好きというほどではありませんが、好きな本や作家がいたり、普通レベル?くらいには本を読むタイプかなと思います。ですが、ここ十数年は勉強や仕事が忙しくなり娯楽の本はほとんど読めていませんでした。その上、4,5年前から眼が悪くなり視野にゆがみがあったりして、活字を読むことがしんどくなってきたことも本から遠ざかってしまった原因のひとつです。(眼の手術もしましたが、ゆがみは治りませんでした。( ;∀;)

そんなわたしに今回の入院、療養がオーディオブックの聴く読書で娯楽読書を復活させてくれたのです!入院前にAudibleを始めてから3か月ぐらいで38タイトル(冊)聴了しました。紙書籍も少し読んでいるので、人生で過去一、読書してると思います。(;^_^A

そんな38タイトルの中から、療養中におススメの本を少しだけ紹介したいと思います。(あくまでも、わたし個人の好みです。)

『店長がバカすぎて』早見和真

→書店員が主人公の小説で、コメディタッチで楽しく聴くことができます。ミステリー要素も少しあったりして、ついつい先を聴きたくなります。知愛さんの朗読が非常に上手で登場人物のキャラが見事に立ち上がってきます。続きのお話で『新!店長がバカすぎて』もあります。

『校閲ガール』宮木あやこ

石原さとみ主演でドラマにもなったようなので、ご存じの方も多いと思います。わたしはドラマは観たことがないのですが、ドラマを観た方もぜひAudibleで聴いていただきたいです。こちらも朗読の中嶋ヒロさんが秀逸です。やはりコメディタッチの小説ですが、こちらもミステリー要素が入っていますし、よもやそれがなくてもとにかく中嶋ヒロさん朗読の主人公のキャラがめちゃくちゃおもしろいです。そして、女子はきっとスカッとします!男子のみなさん、すみません!1巻、2巻、3巻があります。

『プロジェクト・ヘイル・メアリ』アンディ・ウィアー

アメリカ人作家のSF小説です。超有名みたいなのでご存じの方も多いと思います。上下巻でけっこう長い(全約25時間)ですが、最初のページから先が知りたい衝動で一気に聴いてしまいます。そして、現実を超越した世界に没頭してしまいます。解説サイトやYouTubeなども多いですが、ぜひ予備知識を入れずに手に取ってほしい作品です。

今のところで、自信を持って療養中におススメできる本はこれぐらいでしょうか。他にもおもしろかった本はありますが、1、2冊目のような思わず笑ってしまう楽しい本を紹介したいと思いました。療養中は不安になってしまうこともあると思うので、これらを読めば(聴けば)きっと気持ちが明るくなると思います。( *´艸`)

大変な療養期間に、少しでも楽しい要素を加えるために役立てば幸いです。また、意外に年末年始に時間を持て余してしまうあなたに!大掃除のお供に!

2023年ももう間もなく終わりですね。みなさま、よいお年をお迎えください。