心臓弁膜症の日記ブログ

2022年心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)と診断されてからの病気の経過や治療についてを綴ります。自分の記録として、また、だれかのお役に立てればと思い、記録を残すことにしました。

2回目以降の定期診察・歯科治療

定期診察・検査:2023年1月~5月

僧帽弁閉鎖不全症の診断が出てから、薬がなくなる1,2か月ごとのタイミングでの循環器内科による診察がありました。2022年12月は公私ともに忙しく、いろいろなことが重なったためか、自覚症状が悪化しました。息苦しさから軽い咳が出てしまったり、胸の圧迫感がありました。しかし、年が明け、身の回りの忙しさが落ち着いてくると、症状も収まってきました。診察では担当医師からの詳しい説明はほとんどなかったため、自分で調べて疑問に思ったことなどを質問して、自分の病気についての情報を得ていました。自分で勉強しながら、診察のたびに質問して分かったことは、以下のようなことです。

・病気の進度:逆流の度合いは厳しい(重症)、心房細動などはなし

・器質性で弁尖の逸脱

・手術は緊急に必要ではないが、1,2年のうちにしたほうがいい

・歯の悪いところをまず治療する

・運動はしてもよい

・注意することは、ウェイトリフティングのようなものすごく力を入れるような運動はしないこと

・急に症状が悪化して倒れてしまうようなことはない (←後日、同病院の別の医師からは可能性はあると言われました)

・手術はこの病院では胸骨正中切開で行う

・低侵襲手術を受けたい場合には、県外の病院に紹介状を書く

  ***

定期検査では、血液検査、レントゲン、心エコーを適宜受けていました。2023年2月、4月、5月、7月の検査で、特に進行はみられないということでした。しかし、自覚症状は3月頃から悪化していました。息苦しさと胸の圧迫感があり、4月には朝突然に動悸がして、その後収まりましたが、一日中息苦しさがいつもより重かったです。その後も仕事で大人数の前で話をすると、息苦しくなってしまいました。

  ***

4月の診察で、症状を訴えると薬が変更になりました。

プロセミド錠20mgを毎朝1錠です。

これは利尿剤ですが、午前中の頻尿により生活の質が低下しました。具体的には通勤時や仕事など外出時に支障があります。症状はあまり変わらず息苦しさが続きました。

  ***

また、手術について循環器内科医師に相談しました。仕事の都合上2月3月が長く休めるため、2024年春ではどうかと医師に相談したら、妥当だということで、そのような心づもりをしていました。

歯科治療:2023年2月3月

まずは、歯科治療をするように言われました。これは、感染性心内膜炎を予防するために必要なことだそうです。

<感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版)>(一社)日本循環器学会 p51に歯科疾患について書かれています。

https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2017_nakatani_h.pdf

医師がかかりつけの歯科医院へ手紙を書いてくれました。わたしの歯の問題は簡単ではなかったため、かかりつけ歯科医から総合病院に紹介状を書いてもらい、総合病院の口腔外科で治療(抜歯)をすることになりました。前歯だったため、これもかなり怖かったのですが、思っていたより自分への負担は少なく済みました。