心臓弁膜症の日記ブログ

2022年心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)と診断されてからの病気の経過や治療についてを綴ります。自分の記録として、また、だれかのお役に立てればと思い、記録を残すことにしました。

術後1周年!とコロナ罹患

今月末で、心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)の開胸手術をしてから1年が経ちます。なんとかここまで健康に過ごしてこられました。いろいろな方面に感謝です。

今、ちょうど心臓弁膜症啓発ウィークだそうです。心臓弁膜症ネットワークでも特設ページが公開されています。

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そして、わたしは今月初め、術後1年を目前にして、とうとうコロナウィルスに感染してしまいました。感染性心内膜炎だったら、どうしよう!ととても心配になったので、今回は、その顛末を書いておこうと思います。

初コロナ罹患

9月初めに、初めてコロナウィルスに感染しました。これまで、なんとかうまく避けられていたのですが、とうとう捕まってしまいました…。ちなみに、ワクチンは今年3月に6回目を接種して、それ以降はしていません。

症状は、おそらく感染したと思われる日から翌々日の夕方に喉が痛くなりました。(潜伏期間は2日間)その時には喉だけで熱はありませんでした。その翌日朝から熱が上がり始め、あっという間に39度に。その後、3日間は39度前後で下がる気配なし。他の症状は体の節々の痛み、喉の痛みが少しで、咳などは出ませんでした。市販の風邪薬や鎮痛剤は全く効きませんでした。発熱4日目から病院の頓服が少し効いて、38度台になりました。完全に平熱になったのは発熱から6日目のことでした。その後は、少し咳が出るようになり、すっかり体力が落ちたためか疲れやすくなっています。また、頓服を連続服用していたためか、胃がやられて食欲があまりありませんでした。今現在、発熱から13日目で時々咳が出ます。

どんな対応をしたかも書いておきます。

熱が出てから、すぐに市販のコロナ検査キットで検査をしたところ陰性でした。検査キットが古かったので、新たに購入して再度検査しても陰性でした。

コロナが陰性だったことから、もしかして感染性心内膜炎だったら、どうしよう!という考えが頭によぎりました。高熱が出て2日目の朝に、心臓弁膜症の手術をした病院に、コロナ陰性で高熱が出ているため診察をお願いする電話しました。しかし、病院では診察を断られ、まずは内科を受診するようにという対応でした。電話対応してくれた事務の方が、私の症状を医師に確認した結果の対応でした。つまり、感染性心内膜炎の可能性は低いという判断だったのだと思います。

その後、近所の内科で診察をしてもらい、PCR検査の結果、なんと陽性だったのです。高熱の中、車で3時間ぐらい待たされて、結局頓服をもらっただけでした。(コロナ用のたっかい薬を勧められましたが断りました。)辛かった…( ;∀;)

感染源はだいたい予想がついています。仕事が夏休みで、ほとんど外出もしていなかったので、思い当たるところが非常に限られています。定期的に参加している、特定、不特定の人が集まる空間でした。常にマスクはしていたのですが、ダメだったみたいです。具合の悪そうな人はいなかったのですが。その集まりから同時期にもう1人コロナ罹患者が出たので、もしかしてクラスター…。

がんばったのは、同居の家族にうつらなかった(たぶん)ということです!狭い我が家ですから、寝食全て同じ部屋です。それでも、咳などがほとんど出なかったこと、わたし自身がものすごく気をつけていたことが、奏功したのではないかと思っています。えらい!(自画自賛

というわたしのコロナ顛末でした。今回のことから得た気づきというか疑問

・感染性心内膜炎とは、どんな症状なのか?(次回診察の際に確認しよう)

・市販の検査キットは、当てにならない

・病院にとっては、ペイシャントジャーニーとか関係ないのだろう(不安だ)

(ペイシャントジャーニーについては、前回の記事参照)

・心臓に問題があると、コロナ罹患時の症状は強く出るのか?(人による可能性が大きいのでしょうけど)

・再度コロナ罹患した場合、危険性は上がるのか?(次回診察の際に確認!)

最近、コロナ感染が増えているようですから、みなさんもくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね。

わたしはこれから後期の仕事が始まると、いろいろな人に接する機会がぐっと増えます。マスクをしつつ、気をつけながら過ごしたいと思います。

術後1周年記念、コロナ快気祝いで、何かおいしいものを食べに行こー( *´艸`)

最後にお知らせです。心臓弁膜症ネットワークでは、10月にオンライン交流会があるそうです。わたしは今回は残念ながら参加できそうもないのですが、現在進行形で悩んでいる方がいらしたら、ぜひ参加してみてください。わたしも、治療や病院などで悩んでいる時に参加してとっても気持ちが楽になりました。

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